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高森明勅
2018.1.22 11:00

法務事務次官人事に注意

小さな記事だ。

しかし、見落としてはならないだろう。

法務省の黒川弘務事務次官の留任が決まった、と。

東京地検特捜部が、
財政投融資により3兆円が注入されている
リニア中央新幹線の入札
談合への捜査に踏み切り、
国から助成金を得ていたスパコン開発会社の社長らが
詐欺容疑で逮
捕されている局面で、この人事。

「黒川氏は、甘利明元TPP担当相が絡んだ
斡旋利得疑惑などで特捜部の捜査を
封じ込め、
官邸の信頼を得てきた」

「官邸は、かつての“最強の捜査機関”の復活を恐れ…
各所に根回しが期待できる次官ポストに黒川氏を
置いておきたかっ
たとの説がもっぱらだ」
(「霞ヶ関コンフィデンシャル」)。

黒川法務事務次官の動きに要注意。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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